住宅を購入するときに一戸建てではなく、マンションを購入する人が増えています。
駅前など立地の良いマンションは共働き家庭にとっては利便性の良い住まいとなります。
しかし、数十から多いところでは数百もの世帯が同じ場所に住む集合住宅ですので、生活する上でマナーはしっかり守りましょう。
集合住宅での生活において、苦情や住民トラブルにつながりやすいのが騒音トラブルです。
生活音でもある足音や掃除機をかける際の音、洗濯機やテレビといった家電製品の音は上下左右の部屋には響きやすいものです。
テレビの音量は深夜は下げる、非常識な時間に洗濯機を回さないなどの配慮が必要です。
また、走り回る子供の足音や遊ぶ音は下の部屋によく響きます。
子供に言い聞かせるだけでなく、床にコルク材のマットを敷いたり、厚めの絨毯を敷くなどして防音対策しましょう。
ベターなのが、日頃の住民同士のコミュニケーションです。
会ったら気持ち良く挨拶するなどお互い話しやすい状況を作っておくと良いでしょう。
マンションの防音は一般的にはアパートよりも高くなっていますが、造りなどによっては音が聞こえる場合もあるので注意が必要です。
鉄筋コンクリートの場合は壁を叩いてみると中が詰まっていることが分かります。
このような物件では防音性が高いです。
逆に鉄骨となっている場合には壁は薄い場合もあります。
このような壁を叩いてみると中が空洞なのが分かります。
このようなマンションだとアパートとあまり変わらない場合もあるので注意が必要です。
同様に飛んでみたりして床の具合もチェックしてみましょう。
中が詰まっている感じがしなかったら、要注意です。
あとは窓などの造りも差を生みます。
気密性が高いものは良いですが、気密性が感じられないなら防音も悪いです。
また、気密性が低いと寒さなども入ってくるので、耐寒性も落ちると考えて間違いありません。
静かに暮らしたいなら、造りが鉄筋コンクリートのマンションを選ぶようにすることをおすすめします。
2024/10/4 更新